親とも思えぬ発言
上記の記事のようにどうも重度の知的障がい者とその家族は社会に虐げられているように思います。
令和の時代になっても利用している事業所や社会に対してペコペコ頭を下げ続けなければならないのでしょうか?
育成会で「重度の知的障がい者の明日を考える会」でも作ったら良いのではないかとある先輩お母さんに提案してみました。
返ってきた答えがこれです。
仕方無いでしょ。
手がかかってそれだけ迷惑かけてしまうんだから。
暫くでも見てもらってるんだから、要求するばかりじゃなくてどこかで折合いつけないと。
手がかかるは親はうるさいはじゃ煙たがられるよ。
納税も出来ない、生産性も無い、でも年金等々保証してもらってるんだからね。
好きで障害者になったわけじゃなくてもね。
驚きました。
本人の人権など全く無視した発言。
いやはやこれが障がい者の親の本意かと思うと唖然としてしまいました。
親でさえこんな考え方なんですから、事業所側が強気になるわけです。
パニックについて様々な人と検討し、より良い方向へと導くのが親の役目だと思っていましたよ、私は。
例えば、我が子が脳性麻痺か何かだったらパニックなど起こさないから心底可愛がるのかも知れません。
ところが、知的障がい者だったばっかりに本人を見下すなんてことは、親であっても許されないのです。
何かこんな人がたくさん育成会にいるのかと思うと馬鹿らしくなってきました。