実に愉快な直B問題
傍から見ていると実に愉快な直B問題。
もし、高3生がアセスメントを受けようと息子の作業所に体験に来て、「僕はこんなところで働きたくない!」などとパニックを起こしたりして、予定の日数をこなせなかったらどうするのかしら?
「この生徒は到底一般就労は無理です」ってことになるのかなー。
逆に本人も保護者も息子の作業所がとても気に入って、希望先よりも息子の作業所に通うことになったら面白いなあ。
取材を受けたお母さんとは別のお母さんにエアロビクスの時話を聞きました。
アセスメントを受けるときは、アセスメント計画書なるものを作成しなくてはいけないらしい。
あら、面倒な。。
相談支援事業所の相談員さんの印鑑や、息子の作業所の施設長さんの印鑑など、4つくらい押されていたらしい。
「ねえ。これって本当に4人集まって作ったんかね?」ってお母さんが言うから笑った。
進路支援の先生か誰かが印鑑だけ集めに回ったんじゃないの?
秋の就業体験も、希望先をまず体験し、その次の週には息子の作業所でアセスメントを受けなくていけないから超ハード!
先生に「日をずらせないんですか?」って聞いたら、「体験期間を過ぎると欠席扱いになりますよ。」と脅されたとか?!
もっと最悪なのは今の高2の保護者がこの事態を知らないことだ。
アセスメントがあることを頭の中に入れて秋の就業体験を行うのと、そうでないのとは行って帰ってくるほど違います。
一般就労は無理だけど、だからといって生活介護っていうほど重度ではない・・という生徒はごまんといます。
A型のように最低賃金もらえるほどの能力がないとどうしてもB型を選ばざるを得ない。
安易に「B型だけ体験しておけばいいや。」と決めてかかると、3年生の秋に慌ててアセスメントを受けに走ることになります。
高2の段階で1年後を見越して色々と体験させないとね。
学校の授業も同じことです。
就業体験期間を幅広く取って、希望先の体験も行くけれど、アセスメントもゆっくり受けられるような2学期の授業を組んでいく必要が今後出てくるかもしれませんね。