鈴蘭日記

自閉症で重度知的障がい者の息子のお話です。

よろしくお願いします。

バンダナ

息子は作業をする時にオバチャンがパーマを当てる時のネットみたいなものを被っていました。 それが、利用者さんの「ダサいexclamation」という要望でバンダナに変わったのです。 実は前の作業所もこのパーマネットを被って作業しておりました。 ですから、私は何の違和感も無かったのです。 利用者の要望が通るということは、それだけ軽度の方が多いということです。 前の作業所では要望出来る者がいなかったのでしょう。 こうしたことは他の多くの施設でも言えることです。 あなたの息子さんや娘さんの通う施設は、「もっとこうして欲しいexclamation」、「これは間違っているexclamation」と利用者が声を上げられる環境になっているでしょうか? もし、生活介護サービスのみの提供で、利用者は皆話せない人ばかりならば、保護者が代弁することも大切なのではありせんか? 「うちの子がお世話になっている上に文句なんて‥」と尻込みしてはいませんか? もし言いにくいならば、意見をまとめて役員さんに代表で言ってもらうという方法もあります。 保護者はいつでも本人たちの味方でなくてはいけません。 要望が上手く伝えることの出来ない利用者ばかりの施設ならば、保護者が相応しい環境の中で働いているのか、しっかり見守る姿勢を見せるべきかと思います。