鈴蘭日記

自閉症で重度知的障がい者の息子のお話です。

よろしくお願いします。

本人らしく生きる

将来の不安を抱えながら、障がい者本人とその家族は生きています。

でも、年齢に相応しい生き方を選択してあげることも大切なことです。

大きな社会福祉法人に頼れば親亡き後も安心ですが、毎日泣いて過ごしているのなら小さくても楽しく通える作業所を探してあげても良いのではありませんか?

終の棲家なら本人が35歳を過ぎたくらいの頃に探したら良いのです。

どうせ今の入所施設利用者には寿命が来ます。

空きもドンドン出てくるでしょう。

21歳なら21歳らしく、25歳なら25歳らしく、30歳になれば30歳らしく、社会参加しながら地域で暮らしていくことがまず先決なような気がします。



だからこそ、都市圏並の福祉の充実を願っています。

日中一時支援も便利ですが、移動支援を進めていきましょう右斜め上

重度の知的障がい者には行動援護も必要です。

そうして社会のルールをしっかりと身に付けて、グループホームなどで生活していける力を養うのです。



特別支援学校に通っている時は先生が道筋を付けてくれたからそれに従えば良かった。

でも、卒業したらそうはいかない。

親御さん同士で助け合い、明るい未来を形成していくのでするんるん