その遺志を受け継いで
お葬式に行ってまいりました。
夕べのお通夜は学童保育を利用していた子たちが数人来ていたそうですが、今日は誰も来なかったので息子を連れて行って良かったと思います。
・・と言うか、私が息子に付いてきたと言うべきですね?
息子は席に着いてから、いつものごとく「グーグー」と蛙の鳴き声のように喉を鳴らしていましたが、お経が始まると静かになりました。
しかも、私の隣だと激しい聴覚過敏でご飯の最中もお箸を持ちながら耳を塞ぐのに、ちゃんと手を下ろして座っています。
お焼香も私を真似てそれはそれは立派なものでした。
ここの葬儀場は最後のお別れをさせてくれるのですね。
参列者にお花が配られて、一人一人故人のお顔を拝見し、お花を手向けることが出来ました。
お陰で息子は何をしに来たのか、誰とお別れをするのか、少しは理解することが出来たような気がします。
参列者の中には特別支援学校の在校生の保護者もいました。
世代を超えて沢山の方々に慕われる方でしたね。
私たちは故人の遺志を受け継いで、しっかりと富山の福祉を見つめていかなくてはいけません。
重度障がい者のために働かなくてはいけません。
そうした決意を改めて感じた今日でした。
息子たちの未来を明るくすることこそが故人への何よりの恩返しです。