「揺さぶり」の意味を知る
いわゆる「揺さぶり」とは毎日違った活動をすることではなく、ある一貫性の活動を基盤にそこから枝葉を拡げていくことを言うのだそうです。
例えば、息子はよく自閉症の専門家に誉められます。
それは、小学部1年生の時からマラソンやお手伝いを続けてきたからです。
夏休みのみならず、冬休みも春休みも一貫して活動を繰返し、それを基盤に様々な体験を積み重ねてきたから良いのだそうです。
息子は今パズルをしていますが、これなども他の子にやらせてみようとしても、本人には「?」な活動になります。
他の子には他の子の基盤となる活動があるはずですから、それに関連付けした活動を繋げていかなくては全く意味がありません。
個々の生活環境や育ち方は皆違いますから、どの方向性でレベルアップしていくのかも違ってくるはずです。
個々にピタリとあった活動を見つけてそれを拡げていきたいものですね。
一つのことがレベルアップすれば、それにつられて必ず全体もレベルアップしていくものだそうです。
半面、一つが崩れてしまうと全体も一気に崩れていく怖さがあります。
それぞれに合ったベースとなる活動を根気よく拡げていきたいものですね。
それが正に「揺さぶり」というものなのだそうです。