鈴蘭日記

自閉症で重度知的障がい者の息子のお話です。

よろしくお願いします。

作業を見学。

金曜の午後عに行き、作業時間を見学してきました。

1学期にも抜き打ち授業参観はしたのですが、その時は「国語」と「生単」のカレーライス作りを見せてもらったのみで、作業を見学するのは今回が初めてだったのです。

長男は今年リサイクル班で、ペットボトルを細かく切りϤトースターでチップを作っています。

しかし、手が遅い!!ܤäƤ

しかも、キョロキョロと挙動不審。狼

とても家でテキパキと動く長男からは考えられないものでした。ۤ


原因はいろいろ考えられます。

「マネマネ君」だから周囲に気を取られてしまうことがあるでしょう。

また、チップの出来具合を分ける仕事に不安があるようです。

上手く丸まったチップޥとそうでないチップХを分ける単純な作業ですが、人の真似ばかりで自己判断するのが苦手な長男にとって、この作業はかなり難しいのかもしれません。


夏休みに日中預かりでよくお手伝いしたようですが、手が遅いという話は聞いていません。

作業の時間だけがそうなのかまた聞いてみる必要があるようです。

そこで思いついたのですが、中学部での校外実習はありませんけれど、現場を見学に行かせる必要はあるでしょうね。

地元の授産施設や更生施設を一度見学させて、養護学校を卒業したらどこに行くのか、先輩たちがどんなふうに働いているのか見せておくことが大事だと思います。Ҥ᤭

何人か募って行ってみたいと思います。


余談ですが、今年の春に小規模作業所に隣町の養護学校の生徒さんが実習に来たそうです。

ところが、同じ地区に住んでいながら全く面識がなかったため、職員さんが「○○さんていう子知ってる?」とお母さんたちに聞いていたようです。

やっぱり実習に行くからには顔ぐらいは知っててもらいたいものです。ܤ

こういうアクシデントを防ぐ意味でも、中学生の頃から就労先に顔を出すことは大切でしょうね。