答えを引き出してやる大切さ
先日、息子たちは校外学習に行ってきた。
帰ってきて息子に私が「お昼は何を食べたの?」と聞いたん。
そしたら、「ごはん」としか書かないの。
「ご飯だけじゃないやろ?他に何食べたん?おかずは?」って聞いたんよ。
それでも何書いたらいいかわからなかったみたい。
それを例の先生に聞いてみたん。
そしたら先生曰く、初めて行った場所で初めて食べた物は、例え定番のハンバーグやカレーライスやラーメンであっても新種の食べ物になってしまうんだって。
だから、そうした質問をするときは事前に先生に連絡帳にでも校外学習で何を食べたか聞いといて、答えを導くようにしてあげるんだって。
紙にでも、ハンバーグ・カレーライス・ラーメンなどとヒントをいくつか書いといて、
「校外学習で何食べたん?」て聞いてやれば、ちゃんと答えられるそうです。
なるほどねー。
息子のようになかなか言葉の理解が難しい子には敢えてこちらが答えを事前に知っといて導いてやる。
これが大事なんだねー。
散歩も良し悪しなんだって。
私なんか桜の季節は息子を連れて花見に行くけど、コレも自閉症とっては厄介なイベントらしい。
その証拠に、息子は行く時は私の手をしっかり繋ぎ、帰りは私を置いて駐車場まで一目散に行ってしまう。
例え花見でもきちんと目標を置いてあげないと不安定になるらしい。
「土手の向こうの自動販売機でジュースを買って飲むよ。」などと、導いてやることが大事なんだね。
自閉症が重く、固執傾向が強い子には特にこうした配慮が必要なんだそうだよ。
中高生になったらただ散歩するというのではなしにジョギングコースを走らせたりすると自分の中にこもるということは無くなるそうです。
だから、小学部1年生の時からランニングをしている息子はとても誉められました。