鈴蘭日記

自閉症で重度知的障がい者の息子のお話です。

よろしくお願いします。

対応策に大わらわ。

地元の通所更生施設が突然しょうがい児の「日中一時支援事業」を縮小したことで週末は情報収集と対策に追われました。

(…って、そんな大袈裟なものではありませんが。。

実際ほとんど毎日利用しているお母さんに聞いたところ、「全く預からないというわけではありません。」と事業所側は言うものの明らかに口調は、「もうこれからは預けてもらっては困る!」というような言い方だったようです。

市の育成会に連絡したところ、ちょうど今週に富山市への陳情書の内容を検討する会があるということで、その中にこの問題も取り上げてもらうことにしました。



「日中一時支援」は各市町村が行う「地域生活支援事業」に含まれるサービスで児童デイサービスとは異なります。

簡単な手続きで他のサービスと併用が可能だったため、働くお母さんにとっては便利なサービスであったのですが、単価が安いことがこのような事態を招きました。

私も去年まで使っていましたが、4時間あずけて150円の負担で済むので利用する側にとっては有難いサービスでしたが、提供する側にとっては赤字続きのお荷物なサービスだったのでしょう。

また、今回急にこのようなことになったのには、新しい事業を始めるのに県からの補助が下りたことがあるようです。



他の社福にも当たってはいるのですが、「日中一時支援」を始めるには最低でも2人の人員を確保しなければならず、事業所にとって大きな負担になります。

別に「富山型」といいながらお年寄りしか預かっていないところがあるので、子供の枠も増やしてもらえるようお願いしに行くことも考えています。

「アルさんがやってくれたらいいのに。。。ܤ」というお母さんまで現れましたが、様々な規定があってそれをまずクリアしなければなりません。

それに一つの仕事をを始めてしまえばそれだけに精一杯の毎日になってしまうような気がします。

もう少しの間いろんな人たちの声を聞いていられるフリーな立場でいたいと思っているのです。